<写真:ベトナム国立水文気象センター>
南シナ海北部東側の低気圧は18日未明に熱帯低気圧へ発達した。
ベトナム国立水文気象予報センターによると、熱帯低気圧は今後数日間、中国・海南島方面へ西から西北西に進む見通しで、台風へ発達する可能性は現時点では低いとしている。
18日午前4時時点の中心はホアンサ諸島(西沙諸島)の北東約650kmの海上にあり、最大風速は風力6級(39~49km/h)、最大瞬間風速は風力8級で、西へ時速約5kmで進んでいる。
19日未明にはホアンサ諸島の北東約500km、20日未明には海南島の東北東約260km付近へ達すると予測されており、勢力は風力6級、最大瞬間風速8級を維持する見込みである。
熱帯低気圧の影響により、南シナ海北部東側では風力6級、最大瞬間風速8級の強風が吹き、波高は2~3.5mとなり、海はしける見通しである。
危険海域を航行する船舶は、雷雨や突風、高波の影響を受けるおそれがある。
また、北部から北中部にかけて横たわる熱帯収束帯の影響で、18日朝から20日朝にかけて北部およびタインホア省からクアンチ省北部で広い範囲の大雨が予想される。
20~21日には大雨の中心が北部山間部から平野部へ移り、タインホア省、ゲアン省、ハティン省、クアンチ省北部で雨量が増える見込みである。
21日までの総雨量は、ライチャウ省、ディエンビエン省、トゥエンクアン省北部、カオバン省、ランソン省で100~200mm、局地的には300mmを超える見込みである。
北部のその他の地域とタインホア省からクアンチ省北部では150~300mm、局地的には450mmを超える雨が予想される。
3時間で100mmを超える激しい雨となる可能性もあり、低地や都市部、工業団地での浸水のほか、小河川の鉄砲水や斜面での土砂災害への警戒が呼びかけられている。





































