<写真:大学公式FB>
ホーチミン市国家大学傘下の自然科学大学は、日本の大阪公立大学大学院サステイナブルシステム科学研究科の竹中規訓教授に名誉教授の称号を授与した。
同大学が名誉教授の称号を授与するのは初めてである。
同大学のチャン・レー・クアン学長は8月18日、竹中教授は大気化学や大気汚染分野で専門的な貢献を果たしただけではなく、長年にわたり大学の研究・教育を支えてきた重要な協力者でもあると説明した。
今回の授与は、20年以上に及ぶ教育、科学研究、学術交流、そして自然科学大学と大阪公立大学との協力関係構築への顕著な貢献を評価したものである。
双方の協力は2004年に始まり、竹中教授は環境学部の教員や大学院生、学生への研究指導や共同指導、専門的支援を続けてきた。
また、日本の研究機関や研究室との連携を進め、多くのベトナムの若手研究者や学生が日本で学習、実習、研究に取り組む機会を築いてきた。
共同研究では、ホーチミン市の大気環境を対象に、PM2.5、PAHs(多環芳香族炭化水素)、HONO、NOx、カルボニル化合物、アンモニアなどの大気汚染物質の測定・分析を実施し、環境学分野の研究力向上や国際学術誌での成果発表にも寄与した。
研究協力を基盤に学術交流も拡大し、2012年から夏季交換プログラム、2024年から春季交換プログラムを実施しているほか、Sakura Science Exchange Programも毎年継続されている。
2026年までに、これらの事業を通じて自然科学大学から延べ約100人が日本へ派遣され、日本側からも延べ約100人の教授や大学院生、学生がベトナムで教育や研究、学術交流に参加した。
現在の竹中教授は大気化学や大気汚染物質の分析を専門とし、ベトナムの大気環境や都市部の大気汚染、空気中のマイクロプラスチックなどに関する研究を進めている。
ベトナムに関する学術論文も2007年以降継続して発表している。






































