〈写真:ベトナム鉄道総公社〉
ベトナム鉄道総公社は8月28日、フエとフォンニャを結ぶ観光列車「古都フエ〜フォンニャ 奇観・世界遺産の旅」を正式に開業する。
約190kmを結ぶこの路線は、ユネスコ世界文化遺産のフエ歴史地区と世界自然遺産のフォンニャ・ケバン国立公園を直接結ぶベトナム初の広域観光鉄道として位置付けられている。
開業式はクアンチ省ドンホイ駅で28日午前に行われ、初列車は同日7時50分にドンホイ駅を出発し、11時6分にフエ駅へ到着する予定である。
翌29日からは列車HQ1、HQ2が毎日定期運行し、フエ、ドンハー、ミーチャック、ドンホイ、トーロックの5駅に停車する。フエ―トーロック間の所要時間は約4時間となる。
編成は8両で、300人以上を収容する。
「移動するホテル」をコンセプトに、360度回転する座席を備えた一般車両5両のほか、24席のVIP車両、乗客同士が交流できるコミュニティ車両、飲食や娯楽、地域文化を紹介するサービス車両を連結する。
沿線では花の景観整備を進めるほか、各駅を地域特産品「OCOP」の販売や観光情報発信の拠点として活用する計画である。
開業を記念し、鉄道会社は運賃割引を実施する。
8月28日から9月5日までの開業記念期間は全席を50%割引とし、フエ〜フォンニャ間の運賃は21万~38万ドン(約1300~2300円)となる。
9月6日から2026年末までは15%割引を適用し、往復乗車券を購入した利用者には復路運賃をさらに10%割り引く。
15%割引適用後の運賃は、普通指定席が15万1000~36万ドン(約910~2200円)、VIP席が27万4000~64万6000ドン(約1600~3900円)となる。






































