〈写真:イメージ画像〉
ロンタイン国際空港は2026年12月の商業運航開始という目標を維持しているが、完成へ向けた最終段階では、建設工事そのものに加え、人材不足、資金の流れ、各種手続きの遅れが大きな課題となっている。
事業に参加する関係者は、計画通りの完成は依然として実現可能との認識を示している一方、これらの課題の早期解決が不可欠としている。
建設現場では施工会社が作業時間の延長や機械設備の増強を進めている。
しかし、建築工事が終盤に入るにつれ、重点は設備の設置や接続、試験、検査といった技術的な工程へ移っている。
空港運営会社ACVによると、大型工区では約1668人の人員が不足しており、特に電気・機械設備、内装仕上げ、機器据え付けなどを担う技術者や熟練技能者の確保が難航している。
南部ではインフラや不動産、工業分野の大型事業が相次いでおり、人材獲得競争の激化も影響している。
もう1つの課題は、検査や支払いに関わる手続きである。工事終盤は資材調達や機器購入、専門家の確保などで最も多くの資金を必要とする時期であるが、支払いには出来高の検査と書類の承認が必要となる。
一部では、設計時に予定していた機器が製造終了や納期の問題で調達できず、代替機器への変更を余儀なくされている。
この場合は技術基準や安全性、システムとの互換性を満たすだけでなく、設計や契約、審査手続きの見直しも必要となるため、検査や支払いの遅れにつながる可能性がある。
ACVは関係機関と連携し、こうした課題の解消を進めている。
計画では、ロンタイン空港は商業運航開始前に試験運用を実施し、工事の進捗に合わせて順次検査と試験を進める方針である。
関係者は、2026年12月の開港を実現するには、建設現場での工事、人材、設備の確保と、現場外での書類審査や資金決済を並行して円滑に進めることが重要であるとしている。





































