<写真:イメージ画像>
ベトナム民間航空局は、ロンタイン国際空港とタンソンニャット国際空港の運用分担案を建設省に報告した。
計画では、2027年3月以降に長距離国際線を順次ロンタインへ移し、2028年3月までにベトナム航空会社が運航する1000km未満の短距離国際線を除く大半の国際線の移管を完了する見通しである。
これに伴い、新空港へのアクセス手段の整備が大きな課題となる。
運用は3段階で進められる。商業運航開始から2027年3月までは航空会社の判断に応じて国際線をロンタインで運航し、ベトナム航空は北京大興、香港、広州、マニラの4路線を計画している。
2027年夏ダイヤでは東アジア、西アジア、オセアニア、欧州向けの国際線と貨物便をロンタインへ移し、東南アジア路線は約55%をロンタイン、45%をタンソンニャットで運航する予定である。
当面の主要な移動手段は道路となる。
ホーチミン市中心部からはホーチミン〜ロンタイン〜ザウザイ高速道路を経由し、空港アクセス道路T2とT1を利用してターミナルへ向かう計画で、高速道路の拡幅後は所要時間を40~45分程度へ短縮することを目標としている。
ただし実際には1時間以上かかる可能性もある。ベンルック〜ロンタイン高速道路や環状3号線、ビエンホア〜ブンタウ高速道路などの整備も進められており、西部や近隣各省との広域アクセス向上が期待されている。
一方、カットライ渡船を利用する経路も構想には含まれるが、混雑による遅延リスクが高い。
道路で大きな渋滞が発生しなければ、ホーチミン市からロンタイン空港までの所要時間は約50分から1時間30分と見込まれている。
将来的には鉄道網の整備も進める方針である。都市鉄道計画では、トゥーティエム〜ロンタイン線を中心に、複数のメトロ路線や高速鉄道を組み合わせた計6通りのアクセス案が検討されている。
このうちトゥーティエムとロンタインを結ぶ高速鉄道は途中駅がなく、所要時間は約10~15分と最も速い案とされる一方、運賃は高くなる見込みである。
また、タンソンニャット空港とロンタイン空港を結ぶメトロ6号線や、メトロ1号線・3号線の延伸案も検討対象となっている。

































