<写真:イメージ画像>
ロンタイン国際空港では、2026年9~11月に試験運用を実施し、12月1日の運用開始を目指して最終準備が進められている。
ベトナム民間航空局が建設省に提出した報告によると、滑走路、旅客ターミナル、貨物ターミナル、空港内道路、技術インフラなど第3工区の主要施設は完成に向けた仕上げ段階にあり、空港運営会社ACVが試験運用を計画している。
同局は、建設完了後も各種技術システムの点検や総合試験、実運用を想定した性能評価、不具合の是正、検査・使用許可の取得など、多くの工程が残っていると指摘した。
このため、事業主体や運営企業に対し、技術資料を事前に整備し、関係当局との連携を強化して手続きの遅れを防ぐよう求めている。
航空管制分野では、ベトナム航空交通管理総公社(VATM)が管制塔や通信、航法、監視システムなどの整備をほぼ完了し、試験運転や校正、必要な手続きを進めている。
空港全体への送電開始後は、管制塔と航法施設、気象レーダー、風速観測設備などを結ぶ通信・電力ケーブルの敷設を急いでいる。
民間航空局は、技術要件が満たされ次第、運航許可の審査を優先して進める方針である。
税関や出入国管理、空港当局など国家機関の施設や、機内食施設、地上支援施設、格納庫などの関連施設も計画どおり整備が進み、12月の商業運航開始に対応できる見通しである。
航空会社や航空サービス事業者も、人材育成や機材、運航体制の準備を進めている。
国際線については、ロンタイン空港とタンソンニャット国際空港の役割分担を3段階で進める計画が示されている。
2026年12月1日から2027年3月27日までは各航空会社の判断でロンタイン空港の利用を促し、2027年夏ダイヤから長距離国際線を全面移管、その後2027年冬ダイヤからはベトナム航空会社が運航する1000km未満の短距離便を除く全ての国際線を移管する予定である。
一方、航空各社は、商業運航やシステム改修、人材育成などの準備には正式決定から少なくとも約12か月が必要であり、段階的な移行が望ましいとの考えを示している。




































