<写真:tuoitre.vn>
配車・配送アプリ大手のグラブは、4月28日から複数サービスで各種手数料を引き上げると発表した。
これにより、利用者が各乗車や配送、フード注文ごとに支払う総額は従来より増加する。
同社によると、バイク配車サービス「GrabBike」ではプラットフォーム手数料を1回あたり3000ドン(約18円)に引き上げる。
四輪車サービス(GrabTaxiを除く)では、乗車地点や移動距離に応じて5000~1万9000ドン(約30~114円)の手数料を適用する。
配送分野では「GrabExpress」に追加サービス料を導入し、利用形態に応じて4000~1万1000ドン(約24~66円)とする。
「GrabFood」と「GrabMart」では、提携形態に応じて4000ドン(約24円)または6000ドン(約36円)のサービス料を設定する。
従来の料金と比べると、多くの項目で引き上げとなる。
GrabBikeの手数料は従来2000ドン(約12円)、四輪サービスは4000~1万4000ドン(約24~84円)であった。
GrabExpressの追加料金も従来は3000~1万ドン(約18~60円)、GrabFoodとGrabMartは3000ドン(約18円)または6000ドン(約36円)であった。
グラブは値上げの理由について、プラットフォーム運営の維持、技術改善、機能追加、優待施策の実施、利用者とドライバー双方の体験向上に充てるためとしている。
また、全国のドライバー支援プログラムの財源確保にもつながるとしている。
配車アプリ市場では、プラットフォーム手数料を巡る議論が続いている。各社とも名称は異なるものの同様の料金を導入しており、算定方法は一様ではない。
アプリ「Be」は2020年から「beBike」「beCar」「beDelivery」などで同手数料を導入しており、通常は利用料金総額に一定割合で上乗せされ、個別表示されない。
一方で、最近の料金改定の有無は明らかにしていない。
これに対して「TADA」は、プラットフォーム手数料を全面的に免除すると発表している。
同社は従来からドライバーへの手数料徴収を行わないモデルで知られる。
伝統的なタクシー会社では、Vinasunがこうした追加料金を導入しない点で不利であるとしつつも、料金の安定維持を重視する姿勢を示している。
各プラットフォームが手数料の新設・引き上げを続ける背景には、運営コストの増大があるとみられるが、最終的な負担は利用者に及び、1回あたりの支払額は上昇傾向にある。

































