<写真:dantri.com.vn>
ベトナム南部ドンナイ省のロンタイン国際空港で進む航空サービス関連6案件について、完成時期を8月末まで延期する案が示された一方、商業運用は第4四半期に開始する必要があるとされた。
ベトナム民間航空局は6月4日、建設省に対し、ロンタイン国際空港の第4コンポーネント事業に属する6案件の進捗調整を承認するように提案した。
投資主体から建設および運用期間の延長要請が出ていることを受けた措置である。
対象となるのは、航空会社2社が投資する計6案件で、機内食提供施設2件、航空機器の整備・地上技術サービス関連2件、航空機整備ハンガー2件である。
これらの工事は当初、6月初旬から7月中旬にかけて完成する契約となっていたが、投資側は建設完了期限を8月31日まで延期することを提案した。
また、一部案件では第4四半期中の商業運用開始に向けた手続き完了も求めている。
延期の背景には、ロンタイン空港第1期の全体運用計画の変更がある。
従来は6月の稼働開始を予定していたが、新たに9月に試験運用を開始し、年末に商業運航へ移行する計画に改められた。
空港の運用時期変更により、既存契約の前提条件が大きく変化した。
仮に当初計画通り6月に工事が完了しても、空港自体が稼働していないため利用できず、投資の無駄が生じる恐れがあるとされる。
さらに、ベトナム空港公社(ACV)が実施するパッケージ4.8(空港内道路および技術インフラ整備)の進捗も、電力や水道の接続に影響を及ぼしている。
ロンタイン国際空港は約5000haの敷地に建設され、総投資額は約160億ドル(約2兆5600億円)に上る。
第1期は年末の運用開始を見込み、航空物流や自由貿易、金融、ホテル、会議、スマートシティなど周辺分野の発展を促すとされる。
同プロジェクトの管理委員会によると、4日前時点で全体の進捗率は約76%に達した。
第1滑走路と駐機場は完成しており、2025年12月には校正飛行による安全な着陸が確認されている。主要建設パッケージの進捗は契約量の64%超となっている。
ACVの計画では、同空港は9月から11月にかけて3段階の試験運用を行い、その後正式運用に入る予定である。







































