<写真:thanhnien.vn>
高圧電流による感電事故で重度の生殖器損傷を負った男性患者に対し、陰茎再建手術が成功した。
国防省傘下の第175軍医病院は6月9日、36歳の男性患者P.T.L.に対し、前腕外側皮弁を用いた陰茎再建手術を実施し、成功したと発表した。
患者は入院の約5時間前、コショウの収穫中に鉄製はしごで移動していた際、高圧電線に接触し、約5〜10秒間感電した。
約5分間意識を失い、現地で応急処置を受けた後、同病院に搬送された。
診断の結果、全身の6%に及ぶ電撃熱傷(Ⅱ度、Ⅲ度およびⅣ度1%)が確認され、手、陰部、右大腿、両足部に損傷が認められた。
熱傷面積は大きくないものの、高圧電流により生殖器周辺の構造が深刻に破壊されていた。
治療過程では創傷処置や薄層皮膚移植が行われ、壊死組織の切除手術を3〜4回実施したが、陰茎は根元から先端まで温存できず、陰嚢のみが残存した。
患者は排尿機能の回復と男性としての身体的外観維持を目的に再建手術を希望した。
これを受け、熱傷・形成外科と泌尿器外科が連携し、自由皮弁による陰茎形成術を計画・実施した。
手術では前腕外側から採取した自由皮弁を陰部へ移植し、手術用顕微鏡下で血管および神経を吻合した。
「チューブ・イン・チューブ」法を用いることで、再建された陰茎は比較的完全な形状に近づいた。
術後7日目の時点で皮弁は完全に生着し、良好な血流が確認された。
再建された陰茎は元の形状の約80〜90%に達し、温冷感や触覚も確認されている。神経吻合により、感覚機能は今後3〜6か月で徐々に回復する見込みである。
同病院の医師は、この手術が形成外科における最も複雑な技術の1つであり、現在のベトナムでも難易度が極めて高い手術に属するとしている。
また、電撃熱傷は外見上の損傷が小さくても内部で深刻な破壊が進行する危険があると指摘し、専門医療機関での早期診断と治療の重要性を強調した。






































