<写真:baohatinh.vn>
Microsoftが公表した「Global AI Diffusion Report」によると、2026年第1四半期時点でベトナムのAI活用率は26.5%となり、東南アジアで第2位に位置した。
同報告では、世界全体の労働年齢人口におけるAI利用率が2025年の16.3%から17.8%へ上昇したとされる。
指標は147の経済圏における同社エコシステムのデータを基に、デバイス普及率、インターネット利用率、労働年齢人口規模を考慮して算出されたもので、15歳から64歳のAIツール利用者の割合を推計している。
ベトナムのAI活用率は2025年の23.5%から3ポイント上昇した。
一方、首位のシンガポールは63.4%で世界2位に位置し、マレーシア(21.8%)、フィリピン(20.1%)、タイ(12.4%)など他の東南アジア諸国をベトナムが上回った。
上昇幅でもベトナムは域内最大で、シンガポールの2.5ポイントを上回った。
同社は、2025年6月以降、ベトナムにおけるAI導入の加速が続いており、世界でも成長の速い経済圏の1つになっていると評価した。
新興市場担当CEOのダナワット・スタンパン氏は、企業、開発者コミュニティ、教育機関、公共部門の各分野でAI活用への関心が高まっていると指摘した。
報告によると、労働年齢人口の30%以上がAIを利用する経済圏は26に達し、アラブ首長国連邦が70.1%で首位となった。
米国は31.3%で順位を24位から21位に上げ、中国は16.4%、日本は22.5%、韓国は37.1%であった。
地域別ではアジアが最も高い成長を示し、アジア言語へのAI対応力の向上、デジタル基盤の拡充、モバイル中心の利用拡大が背景にあると分析された。
また、同社傘下のGitHubに関するデータでは、AIによるプログラミング能力の向上が確認され、「git push」の回数が前年同期比で78%増加した。
AIの進展がソフトウェア開発者の採用需要を押し上げている可能性も示された。
米国では2025年のソフトウェア開発者数が約220万人と前年同期比8.5%増で過去最高を記録し、2026年第1四半期も前年同期比で4%超の増加が確認された。
ただし、AI支援型プログラミングが労働市場に与える影響については、現時点では評価が確定していないとした。





































