<写真:thanhnien.vn>
ハノイ市で6月22日、都市鉄道(メトロ)5路線の一斉着工が行われ、総投資額は約1300兆ドン(約7兆8000億円)超に達する大規模プロジェクトが始動した。
同日午前、レ・ミン・フン首相が出席し、メトロ1号線、2号線、8号線、10号線、14号線の5路線が着工された。
これらは全18路線、総延長約979kmとする都市鉄道網計画の一部で、都市空間の発展を主導する基幹インフラと位置付けられている。
事業主体はハノイ都市鉄道管理委員会で、EPC総請負はビンホームズとビンスピードによるコンソーシアムが担う。
1号線は延長約81kmで、フンブオン競技場、鉄道工業団地、ゴックホイ、ハノイ駅、イエンビエン、トゥーラム複合都市、ノイバイ国際空港を結び、総投資額は約389兆5270億ドン(約2兆3372億円)である。
2号線は延長約56.5kmで、ノイバイ国際空港、チャンフンダオ、トゥオンディン、フンブオン競技場を結び、総投資額は約271兆7080億ドン(約1兆6302億円)である。
8号線は全長約91kmで、このうち約66kmがハノイ市内に属し、ホアラック、ソンドン、マイジック(環状3号線)、リンナム、ズオンザーを結ぶ。
ハノイ区間の投資額は約317兆3930億ドン(約1兆9044億円)である。
10号線は延長約43kmで、コーロア、ボーチーコン、環状3号線、環状2.5号線、タイムズシティ都市区を結び、総投資額は約206兆7860億ドン(約1兆2407億円)である。
14号線は延長約32kmで、このうち約27kmがハノイ市内に属し、タンロン橋、ホンハー、オーシャンパークを結ぶ。
ハノイ区間の投資額は約129兆8420億ドン(約7790億円)である。
各路線は公共交通と都市開発を一体化するTODモデルに基づき計画され、沿線の土地資源や都市空間の活用を図る。
現在、ハノイ市ではカットリン〜ハドン線とニョン〜ハノイ駅線(高架区間)の2路線が運行中である。
都市総合計画では、2035年までに約500kmの都市鉄道整備を目標とし、残りは2035年から2045年にかけて完成させる方針である。
施工に向け、総請負コンソーシアムは事前調査や設備発注を進めており、大量のTBM掘削機や関連機材の導入、施工体制の強化を進めている。
欧州、日本、韓国、中国のコンサルタントと連携し、詳細設計やトンネル施工準備も進行中である。
ビンスピードは、ベンタイン〜カンゾー線(延長54km)およびハノイ〜クアンニン線(延長120km)の高速鉄道2案件の投資主体でもあり、いずれも欧州の車両・制御技術を採用している。



































