<写真:znews.vn>
日本政府は7月1日から、査証(ビザ)料金を大幅に引き上げる。対象は入国にビザが必要な国・地域の渡航者で、料金は従来の約5倍となる。
今回の改定は1978年以来初めてで、インフレや為替変動を反映したものとされる。
1回入国ビザは3000円から1万5000円へ引き上げられ、一定期間内に複数回の渡航が可能なマルチビザは6000円から3万円となる。
在ベトナム日本大使館も新たな料金表を公表した。これによると、ベトナム人の1回入国ビザ料金は52万ドンから259万ドンに引き上げられ、マルチビザは517万ドンとなる。
日本政府は、約50年にわたるインフレと為替レートの大幅な変動を背景に、現行制度が実際の行政コストを反映していないと説明している。
また、引き上げ後も料金水準は一部の西側諸国と同程度にとどまるとしている。
料金引き上げが訪日外国人の流れに影響を与えるとの懸念について、当局は否定的な見方を示す。
日本は近年、円安や世界的な旅行需要の拡大を背景に、訪日客数が過去最高を記録している。
追加収入は、増加する外国人住民への対応に充てられる見通しである。
外国人居住者数は2025年末時点で413万人と過去最多を更新しており、入国管理サービスでは人員や技術、インフラの拡充が求められている。
新たな財源の一部は、外国人向け日本語教育プログラムにも充当されるほか、ビザ超過滞在対策や在留状況の追跡、手続き処理体制の改善にも活用される予定である。


































