〈写真:baobacninhtv.vn〉
ベトナムの首都ハノイ市は7月1日、ホアンキエム区中心部において車両の通行制限措置を開始した。
ハノイ市農業環境局によると、環状1号線全域でバイクや自動車などを一律禁止する措置は取らないが、ホアンキエム区内の「区域1」「区域2」において、車種や時間帯に応じた制限を導入する。
試行は3段階で実施され、2027年および2028年に向けて規制範囲や排出ガス基準を段階的に拡大する計画である。
区域1はホアンキエム湖周辺の歩行者天国およびナイトマーケットを囲む12路線で構成される。
対象はチャンティエン、ハンカイ、レ・タイ・トー、ハンダオ、ハンガン、ハンブオム、マーマイ、ハンバック、ハンマム、グエン・フー・フアン、リー・タイ・トー、ゴークエンの各通りである。
第1段階では、区域1において毎週金曜、土曜、日曜の19時から24時まで、バイク、原動機付自転車、自動車を含むすべての道路車両の通行を禁止する。
ガソリン車による配車バイクについては運行の抑制が推奨され、配車アプリ事業者に対してはシステム上での運行誘導が促される。
また、一般のバイクについても、2008年以前に製造・輸入された車両や、2016年以前の原動機付自転車の使用抑制が推奨される。
貨物車両については、総重量2トン未満はラッシュ時以外の運行に限定され、ラッシュ時の運行にはハノイ市公安の書面許可が必要となる。
2トン以上3.5トン未満および3.5トン超の車両は、いずれも21時から翌6時までの運行に限定され、それ以外の時間帯は当局の書面許可が求められる。
一方、区域2では旧市街とホアンキエム湖周辺を囲む道路が対象となる。
ここでは化石燃料を使用する16人乗り超の自動車について、バスおよび通学車両を除き、毎日6時から9時および16時から19時30分の時間帯に通行が禁止される。
また、対象車両は規制時間中、周辺道路での停車・駐車も認められない。
ハノイ市はバス利用促進策として、環状1号線内の移動に限り、7月1日から2027年6月30日まで公共バスの運賃を無料とする(観光・営業目的のバスは対象外)。
さらに、化石燃料車からクリーンエネルギー車への転換支援策も導入し、低所得世帯には最大2000万ドン(約11万6000円)まで車両購入費の全額補助を行う。
このほか、区域内および周辺に220カ所の駐車場・駐輪場を整備し、ホアンキエム区とクアナム地区には計44カ所の公共自転車ステーション(計456台)を配置する。
ハノイ市はまた、イエンフー、チャンカットチャン、カウザイなどの主要出入口に10カ所のパーク・アンド・ライド拠点を設け、自家用車から公共交通への乗り換えを促す。





































