<写真:baolamdong.vn>
ホーチミン市は、バクダン埠頭からニャーロン・カインホイ地区にかけてのサイゴン川沿いを再整備し、公園や広場、地下空間、歩行者橋、文化施設を整備する。
7月初旬、ホーチミン市はサングループとともに、ニャーロン・カインホイ文化公園およびバクダン埠頭公共緑地の建設を着工した。
総投資額は29兆3000億ドン(約1730億円)である。事業面積は73.3haで、サイゴン川沿いに文化・歴史・観光の軸となる空間を形成し、中心部の公共空間と緑地の拡充を図る。
ニャーロン・カインホイ地区では、約3kmに及ぶ河岸の倉庫や工場、旧港湾施設を再編し、9.6haの文化公園として整備する。公園はホーチミン博物館と接続される。
同公園は「歴史の流れ」をテーマに設計され、故ホー・チ・ミン主席の生涯に対応する9つの章で構成される。
1911年6月5日にグエン・タット・タインがニャーロン埠頭から出発した出来事に関連し、フランスの原設計に基づいて蒸気船アミラル・ラトゥーシュ=トレヴィル号を復元する。
ニャーロン埠頭の遺跡も改修中で、2026年9月2日の完成を予定する。
カインホイ港では「遺産への適応」を理念に、旧港の痕跡や建築的価値を保存しつつ再整備する。
既存の倉庫や工場は外観を維持し、内部を展示、創造、文化、商業、サービス、コミュニティ活動の空間へ転用する。
交通インフラも強化する。グエン・タット・タイン通りは4車線から10車線に拡幅し、ホーチミン市中心部と南部地区の接続力を高める。
ホアンジエウ交差点の地下道、駐車場、船着き場、観光客用施設なども整備する。同通りは長年、交通量の増加に対し拡張が遅れ、慢性的な渋滞が続いている。
接続インフラとして、築150年以上のタン・トゥアン1橋は撤去し6車線で新設する。隣接するタン・トゥアン2橋は8車線に拡幅する。
対岸のバクダン埠頭地区では、地下駐車場や地下商業施設を整備し、河岸空間へのアクセスを改善する。ベンゲー運河の河口部には、船首を模したデザインの歩行者橋を建設する。
さらに、トンドゥックタン通り沿いでは公園の拡張や護岸の改修、船着き場や展望デッキの整備を進める。
全長720mの歩行者橋がサイゴン川を横断し、バクダン公園とトゥーティエム新都市を結ぶ計画で、現在施工中である。
本事業は、バソン橋からタン・トゥアン橋までの区間を対象とし、2029年第2四半期までの完成を見込む。
ホーチミン市は同時に、バクダン埠頭とトゥーティエムを結ぶ歩行者橋の建設や、ニャーロン埠頭にあるホーチミン博物館の拡張も進めている。








































