〈写真:congan.phutho.gov.vn〉
ベトナム・ビンロン省公安は、交通違反の通知を装って銀行口座の情報を盗み、預金をだまし取ろうとする手口が相次いでいるとして、住民に警戒を呼びかけた。
同省公安によると、最近はインターネット上の詐欺グループが警察や交通警察、行政機関職員を装い、交通違反や反則金の未納、行政手続きの不備などを理由に電話やメッセージを送信している。
その後、偽のウェブサイトへのアクセスや不正プログラムを含むアプリのインストールを促し、銀行口座情報やワンタイムパスワード(OTP)などを入力させて資産をだまし取る手口を用いている。
最近では、ビンロン省ホアビン地区に住む男性が、見知らぬ電話番号から交通違反を通知するメッセージを受信した。
メッセージには、添付されたリンクにアクセスして違反内容を確認し、案内に従って手続きを進めるように求める内容が記されていた。
しかし男性は指示に従わず、情報を確認した結果、詐欺であることを見抜き、被害を免れた。
同省公安は、このほかにも当選通知や「0ドン」の無料プレゼント、電子本人確認アカウントの認証、個人情報の更新、オンライン行政手続きの支援などを口実とする手口が確認されていると説明した。
いずれも住民の警戒心の薄さにつけ込み、個人情報を盗み取って口座から現金を不正に引き出すことを目的としているという。
こうした犯罪の増加を受け、同省公安は予防対策と取り締まりを進めている。
2026年上半期には、サイバー空間における詐欺や違法行為に関する住民からの通報・告発を14件受理し、被害総額は100億ドン(約5800万円)を超えると推計されている。
同省公安は、見覚えのないリンクにはアクセスせず、知らない相手の指示でアプリをダウンロードしたりインストールしたりしないことに加え、身分証番号や銀行口座情報、パスワード、OTPを第三者に提供しないように呼びかけている。




































