<写真:vietnamnet.vn>
第2四半期の業績悪化により、ハロン市でカジノ「Royal Hạ Long」を運営する国際ホアンザー(RIC)は、税引き後損益が90億ドン(約5600万円)超の赤字となった。
前年同期は100億ドン(約6200万円)超の黒字であり、業績は大きく悪化した。
同社によると、売上高は前年同期比30%減の328億ドン(約2億円)近くとなった。
宿泊や飲食などの事業は増収を確保したものの、売上構成比が最も高いカジノ事業は約半減し、170億ドン(約1億1000万円)に落ち込んだ。
カジノ部門の収入減を補えず、赤字に転落したとしている。
経営陣は要因の一つとして、第2四半期に開催されたFIFAワールドカップ2026を挙げた。
世界的なスポーツイベントによって娯楽支出が分散し、高額利用客の来場頻度が大幅に減少したことがカジノ収入を押し下げたという。
また、戦争の影響による燃料価格の上昇で航空券が値上がりし、外国人旅行客の移動が鈍化したことに加え、第2四半期がハロンの国際観光の閑散期で、クルーズ船利用客も少なかったことも業績を圧迫した。
さらに、高額利用客の勝利が続いたことも収益悪化につながったとしている。
RICは2026年通期に売上高760万ドル(約12億円)近く、税引き後利益51万ドル(約8400万円)近くを目標としているが、上半期終了時点で売上高の達成率は38%にとどまり、黒字化目標にもなお大きく届いていない。
RICは1994年設立で、現在はクアンニン省ハロン市でカジノ、ホテル、ヴィラを運営する。
2022年には3年連続の赤字を理由にホーチミン証券取引所(HoSE)から上場廃止となり、現在はUPCoM市場で取引されている。
7月22日の終値は1株6800ドン(約42円)で、年初から約44%下落した。
2016年以降では、黒字を確保したのは2018年と2025年のみであり、近隣諸国でカジノが増加したことによる顧客分散も経営課題として挙げている。








































