<写真:イメージ画像>
ハノイ中心部で牛肉フォー1杯を2万5000ドン(約160円)で提供し続ける老舗店が、SNSへの投稿をきっかけに大きな注目を集めている。
2026年時点ではハノイのフォーは1杯5万~8万ドン(約310~500円)程度が一般的とされる中、半額以下の価格設定に驚く声が相次ぎ、投稿には店の場所を尋ねるコメントが数多く寄せられた。
店はハノイ市ハンブン通り50番地の路地内にあり、目立つ看板や広い店舗はないものの、30年以上営業を続けている。
常連客からは20年以上前から通っているとの声も多く、価格だけではなく、安定した味や接客が支持されているという。
長年通う利用者の中には、1990年代から店を利用している人もおり、夫婦で営む店主が障害のある少年を店で働かせて支援していたとの証言も寄せられた。
店ではレアと火を通した牛肉フォーの2種類のみを提供する。
店舗前の庭先や路地を客席として利用し、家賃負担を抑えているため、長年にわたり低価格を維持してきたという。
一方で店内は簡素で空調設備もなく、高級店のような環境ではないが、清潔さや昔ながらの澄んだスープ、十分な量の麺と牛肉が評価されている。
常連客によると、以前は1杯1万8000~2万ドン(約110~120円)で提供していたが、ここ1~2年は食材価格の上昇を受けて2万5000ドン(約160円)へ値上げした。
それでも中心部では屈指の手頃な価格帯とされ、地域住民や労働者、会社員らが日常的に利用する店として親しまれている。





































