〈写真:イメージ画像〉
米国心臓協会(AHA)は、健康な成人の大半にとって1日当たり約400mgまでのカフェイン摂取は安全な水準との見解を示している。
ベトナムで一般的な240mL程度のドリップ式ブラックコーヒー1杯には、豆の種類や配合、焙煎度、抽出方法によって70~140mgのカフェインが含まれるため、目安は1日3~4杯程度となる。
ベトナムのコーヒーは、一般にカフェイン含有量が高いロブスタ種を多く使用するため「濃い」味わいとされる。
生豆に含まれるカフェインは、ロブスタ種が平均約2.2%であるのに対し、アラビカ種は約1.2%である。
コーヒーの摂取は、心血管疾患や2型糖尿病、一部の肝疾患、がんなどの発症リスクが低いこととの関連が報告されている。
ただし、これらは因果関係を示すものではなく、主に砂糖やクリーム、シロップを加えないコーヒーで確認された関連性である。
一方、400mgという基準は全ての人に当てはまるわけではない。カフェインへの耐性には個人差があり、高血圧の人では特に注意が必要とされる。
ある研究では、高血圧の男性が250mgのカフェインを摂取した後、血圧が大きく上昇したと報告されている。
年齢や服用中の薬、基礎疾患、遺伝的要因によっても反応は異なるため、自身の体調を見ながら摂取量を調整することが望ましい。
カフェインを過剰に摂取すると、落ち着きのなさや不安、手の震え、動悸などが生じる可能性があるほか、高血圧や不整脈のリスクを高める恐れもある。
さらに、カフェインの半減期は約5~6時間とされるため、午後から夜にかけてコーヒーを飲むと睡眠の質が低下する場合がある。
胃酸分泌の促進によって胸やけや逆流、胃の不快感を引き起こすこともあり、特に空腹時や胃腸が敏感な人は注意が必要である。







































