<写真:laodong.vn>
ベトナム全国で紫外線指数(UV)が10~13に達し、皮膚や目に深刻な影響を及ぼす「極めて危険」水準となっている。
5月に入って2度目となる熱波が北部および中部を覆っており、気象当局は今回の猛暑が月半ばの熱波を上回り、2021年以降で5月として3番目に厳しい水準に入ると評価している。
各地では高温が続き、フート省ビンイエンの観測所で40.8度、ハノイ・ラン観測所で40.7度を記録した。
北部平野からタインホア~フエにかけては38~40度の高温が広がり、市街地では交通量の減少など生活への影響も出ている。
高温に加え、気象情報サイト「AccuWeather」と「Weather Online」は、今週のハノイおよびホーチミンの最大UV指数が11に達すると警告した。
中部のクアンチ、フエ、クアンガイでは10~13を記録し、特に10時から14時にピークとなる。
米環境保護庁(EPA)はUV指数11以上を「極めて危険」と分類しており、直射日光に15分さらされるだけで皮膚や目に損傷を受ける可能性がある。
指数13は最大レベルに相当する。国家水文気象予報センターは、この水準の放射が高齢者や子ども、屋外労働者の健康に直接的な脅威となると警告している。
医療専門家によると、紫外線のうちUVAは皮膚の奥深くまで到達して老化を促進し、UVBは日焼けやDNA変異を引き起こし、がんにつながる可能性がある。
これらの損傷は長期間にわたり蓄積されるため、屋外で長年働く労働者は悪性黒色腫のリスクが特に高いとされる。また、紫外線は白内障や角膜炎、皮膚の免疫低下も引き起こす。
さらに、紫外線は全身性エリテマトーデスやアトピー性皮膚炎など光に関連する疾患を悪化させる要因ともなる。
オゾン層は紫外線Cの大半を遮断するものの、AおよびBは地表に到達し、年間を通じて皮膚細胞に影響を与え、とりわけ夏季に強まる。
専門家は対策として、SPF30以上の広範囲対応の日焼け止めを使用し、2~3時間ごと、または発汗後に塗り直すように推奨する。
外出は10時から16時を避け、やむを得ない場合は長袖衣類、帽子、サングラスなどで身体を保護し、日陰を利用することが求められる。
また、水分補給には電解質を含む飲料を適量摂取し、甘味飲料やエナジードリンクの過剰摂取を控える必要がある。
食事は脂肪や糖分、過剰な塩分を抑え、猛暑下での過度な運動は避けるべきであるとしている。
































