<写真:giadinh.suckhoedoisong.vn>
ハノイ市では交通インフラや排水関連の工事が相次ぎ、毎日数千トン規模の建設廃棄物が発生し、処理体制に大きな負荷がかかっている。
バンキエップ坂やタムチン通り、環状道路2.5号線などの重点地域では、用地引き渡しに向けて多数の住宅が解体されている。
解体作業の急速な進展に伴い、日々発生する大量の廃棄物の処理が課題となっている。
バンキエップ通り周辺では、紅河に架かるチャンフンダオ橋へのアクセス道路建設のため解体が進む。
油圧ハンマーによる作業でコンクリート壁が崩され、大量の粉じんが周辺に広がっている。
解体後には鉄筋コンクリートやレンガ片が積み上がり、高さ数十メートルに及ぶ廃棄物の山が形成されている。
ハノイ市建設局などのデータによると、市内では1日あたり数千トンの建設廃棄物が発生しており、大型都市交通プロジェクトの用地整理が進む時期にはその量が急増している。
タムチン通りでも道路拡張に伴う住宅解体がほぼ完了したが、レンガやモルタル、コンクリートなどの廃棄物が大量に残され、一部は道路上にはみ出している。
住民の移転後には、壊れた家具などの生活用品も廃棄物として残されている。
コーニュー地区の路地では、10車線道路のタイタンロン通り建設に向けて3~4階建て住宅の解体が進行中である。
同プロジェクトは全長約33kmで、複数区間に分かれて整備されている。
また、タインスアン地区の環状道路2.5号線事業でも、住宅撤去に伴い大量の建設廃棄物が発生している。
廃棄物には直径16mmや18mmの鉄筋が露出しており、解体時にはコンクリートを粉砕して鉄筋と分離する作業が行われている。
安全確保のため、廃棄物の搬出は主に夜間に実施され、ボーチーコン通りやグエンホアン通り、環状道路3号線などを経由して集積場へ運ばれる。
ニータム通りの路地では、トゥリエン橋プロジェクトに伴う廃棄物を運搬するトラックが多数確認されている。
現在、ハノイ市の建設廃棄物は主にファップバン・カウジエー交差点付近とドンアイン郡グエンケー埋立地の2カ所で集積・処理されているが、いずれも処理能力の限界に直面している。
ファップバン・カウジエー交差点付近には面積6.5haの処理施設があり、廃棄物の破砕・選別による再利用が行われ、農村部や市内道路の路盤材などに活用されている。
一方、指定処分場以外にも、市内各地の空き地に小規模工事から出た廃棄物が不法投棄される事例が増えている。








































