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銀行カードのICチップをはがして別のカードに移し替え、不正に資産を奪う手口が確認されているとして、ベトナム国家銀行は各銀行に対し、利用者への注意喚起の強化と技術的な対策の検討を求めた。
国家銀行によると、犯人は店舗や飲食店で利用者がカード決済を行う際に本物のカードからICチップを取り外し、別のカードに移植して不正取引を行うという。
このため国家銀行は、各銀行に対し、物理カードからICチップを取り外せないようにする技術的な対策を検討するとともに、利用者がリスクを認識できるように警告の強化を要請した。
また、加盟店でのカード決済業務の点検・監視を強化し、カード情報と利用者本人の照合を徹底して不正利用の防止を図るように求めている。
さらに、金融機関にはカード発行業務を見直し、カードに記載する情報や各種手数料、金利、利息の計算方法が規定に適合していることを確認するとともに、とりわけクレジットカードについて利用者の権利や義務を理解できるよう、情報開示の透明性を確保するように求めた。
国家銀行は利用者に対しても、カードのICチップの状態を定期的に確認し、OTPやSmart OTP、カード情報を第三者へ提供しないように呼びかけている。
また、決済時にはカードが読み取られる過程を確認し、不審な兆候や疑わしい取引を発見した場合は直ちにカードを利用停止するように勧告した。
2026年6月末時点で、銀行業界のリスク警告システムは利用者に450万件超の警告を送信した。
このうち利用者が自ら停止または取り消した取引は150万件超に上り、総額は5兆1000億ドン(約315億円)を超えた。


































