<写真:イメージ画像>
AEONはタイで展開してきた食品スーパー事業から撤退する。
現地メディアなどによると、同社はタイで「MaxValu」「MaxValu Tanjai」を運営するAEON(Thailand)の全株式を、タイ小売り大手Central Retail傘下のCentral Food Retailに譲渡する契約を締結した。
タイ証券取引所への提出資料によれば、取引は9月30日に完了する予定で、譲渡後はMaxValu各店を「Tops」へ改称し、Central Food Retailの事業に統合する計画である。
今回の売却により、AEONは40年以上続けてきたタイの食品スーパー事業から撤退する。
一方で、ドラッグストア「Tsuruha」や娯楽施設、金融サービスなど他の事業は引き続き展開する。
その一方で、AEONはベトナムへの投資を一段と強化する方針を示している。
2026年7月には、AEONベトナムの手塚大輔社長が、ASEAN全体の投資予算の約60%をベトナム市場へ優先配分する予定であると明らかにした。
2026~2030年には店舗形態の拡充や商品開発、サプライチェーン、流通エコシステムの整備を進め、ベトナム事業の規模を現在の約3倍に拡大することを目標としている。
事業拡大も進んでおり、7月には「AEON Mall ダナン・タインケー」を開業した。
2014年にホーチミン市タンフー地区で最初のショッピングセンターを開設して以来、2026年8月時点でベトナム国内の従業員数は7000人を超え、総合スーパー11店舗を含む複数の小売業態を展開している。
ベトナム事業の収益も堅調である。AEON Mallの2024年度(2024年3月~2025年2月)決算によると、ベトナムでの営業収益は約173億円となり、前年比約14%増加した。
東南アジアで最大の収益市場であり、中国に次ぐ海外第2位の市場でもある。営業利益は約42億3000万円で前年比8%超増加し、1日当たりでは約2億1000万円の利益を計上した。




































